日本マイクロソフトさんに聞いてみました(第2回目)

 

以前、ハコイチバではXbox One X発売後のタイミングで日本メイクロソフトさんにメールインタビューを実施したことがあります。→過去の第1回目のインタビュー記事はこちら

今回、Xbox Game Passが日本でスタートするという発表を受けて再度メールインタビューをお願いしました。

※メールインタビューの依頼は2020年4月8日です。

正直なところ、聞きたかったことが全て聞けた…とはいかなかったのですがご紹介させていただきます。

※今回は日本マイクロソフトさんとしての返答となりますので、前回のように担当の方との一問一答形式ではありません。


 

まず気になったのは、やはり『なぜXbox Game Passの日本展開がここまで遅れたのか?どの点に苦労したのか?』というところ。

一部情報ではCEROとの折衝に時間がかかったというような話も出ていたが、誤解されると困るが決してCEROが原因ではないと日本マイクロソフトさんからは返答があった。

Xbox Game Passを日本のユーザーに満足いただける形で、そして日本市場で正しく届けるためにはシステムの改修を含めとても多くの対応が必要だったために、非常に長い時間がかかったということのよう。

時間がかかってしまったが、ユーザーのみなさんには是非お楽しみ頂きたい、とのことだった。

 

日本と北米地域においてXbox Game Passで提供されるゲームラインナップの違いについても気になるところだ。

実際、配信されたラインナップは北米のものとは多少違う。

いわゆる『おま国』というような状態になっているゲームも見受けられる。

これについて日本マイクロソフトさんの回答は、基本的なラインナップは共通だが一部のゲームは各国の状況に応じて異なるという。

詳細な基準がわからないのは残念だが、メーカーごとに全てのソフトが対応していないというわけでもないようなので、各メーカーになるべく北米と同じラインナップでの配信をお願いしたいところだ。(特に国内メーカー)

 

また、いくつかシステム的な疑問点にも答えてもらった。(インタビュー時は不明だったが現在は公式サイトで公開されているものもある)

・Xbox Gamepassアルティメットを契約するにあたり、現在契約中のXbox Live Goldの残り期間との重複などはあるのか?

→Ultimateに加入すると自動的にGoldメンバーからUltimateメンバーにアップグレードされる。その際Goldの残り時間はUltimateの時間に換算される。

・GTA5などのように日本と海外で別ゲーム扱い(別実績)になっているタイトルは日本版もXbox Game Passに対応するのか?

→ゲームタイトルの各地域への配信は各ゲームメーカーの意向によるためタイトルによって異なる。

・Life is Strange 2などのように、海外版が先に発売され後日日本版が発売されるゲームは、日本発売時からXbox Game Passに対応するのか?

→ゲームタイトルの各地域への配信は各ゲームメーカーの意向によるため、タイトルによって異なる。Xbox Game Studioのゲームタイトルに関しては日本発売のタイミングで対応を予定。

 

ゲームパスへの各ゲームの配信タイミング、日本で配信するしないといった決定権は基本的にゲームメーカーにあるため日本マイクロソフトさんではわからないといったところだろうか。

 

 

さらにいくつか気になる話題についても質問してみた。 

 

やはり今年のホリデーシーズンに発売予定のXbox Series Xに関してが気になるところ。

Xbox One Xの発売時は国内で確保できた数が少なかったとのことだったが今回の入荷数の見込みはどうなのか?また公式ストアでの販売方法について、独自の予約の方法を適用(転売屋対策など)するなどなにか変更する予定はあるか?と聞いてみたが、Xbox Series Xに関する情報はご準備出来次第提供させていただく、の一言であった。

まだわからないことが多い、発表できないことが多いのかもしれないがちょっと拍子抜けする回答であったことは確かだ。

今後の情報に期待しよう。

 

Xbox Game Passがスタートした今、クラウドゲーミングサービスであるProject xCloudの日本国内での展開についても気になるところだが、これについても『現時点では情報を持ち合わせていない』とのことだった。

 

Xbox Design Lab(オリジナルコントローラーが作れるサービス)の日本国内でのサービス予定はないと聞いているがその後方針変更などはないか?という質問に対しても、現時点での状況は同じで予定なしとのこと。

 

先日キャンセルになってしまったE3の代わりとなるオンラインイベントに関しては、『詳細はまた別途お知らせする予定、是非ご期待いただきたい』との回答だった。

こちらに関しては開催自体は決定しているようなので、続報を楽しみに待とう。

 

ちなみに以前のXbox大感謝祭のようなイベント開催の可能性はあるか?とも聞いてみたがやっぱり予定はないとのこと。

これは個人的に非常に残念ではあるがいつかまた実施していただきたいものだ。

 

そして最後に個人的な思い入れをこめてこんな質問をぶつけてみた。

マイクロソフト製のXboxタイトルから日本語吹き替えが無くなってだいぶたちます。

やはり日本語吹き替えでForzaやGEARS、HALOを遊びたいと思っているファンは多いように思います。

以前のインタビューでは『日本法人としてはフルローカライズを希望しているが本社判断で字幕のみとなる』といったお話でした。

現在もその流れはかわらないのでしょうか?

また、もしそうなのであればクラウドファンディングなどで企画を立ち上げて日本語吹き替え版用の音声を制作しMODのような形でゲームソフトに適用してもらうといったようなことは可能でしょうか?

正直なところマイクロソフト制作のゲームだけでもしっかりとしたフルローカライズを期待しているユーザーは多い、というかほとんどの方がそうだろうと思う。

そして日本マイクロソフトさんの返答はこのようなものだった。

『ご意見、ご提案いただきましてありがとうございます。

私どもは日本のみならず世界中のゲームファンからのお声に耳を傾けつつ、サービスの向上に尽力してまいります。

そして、ぜひ日本のユーザーのみなさんの声をXbox Feedbackにお寄せください。

下位互換対応などもユーザーの皆さんの声によって実現した機能ですし、日本の皆さんの熱意を伝えていただけると力になります。』

なかなか答えづらい質問が多かったかと思われるが以上のような回答をいただいた。我々ユーザー側ももっと熱意を伝えていくことが必要かもしれない。

日本語吹き替えの復活、イベント開催など文句を言うだけでなく建設的な提案をすることがこの先のXboxの日本での状況改善につながるだろう。

 

最後に日本マイクロソフトさんからのメッセージをお伝えして締めさせていただく。

『日本のお客様には大変お待たせ致しました。私たちとしても日本のお客様にGame Pass をお届けできることをうれしく思います。

世界中が厳しい状況ではありますが、離れた人ともゲームという空間で共に時間を過ごすための一助となれば幸いです。』

(日本マイクロソフト株式会社)

 

インタビュー・執筆担当:ナヴェ

記事作成日:2020/04/14

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